げきを飛ばすとは?

 紀元前400〜200年頃の中国は戦国時代といわれ、戦乱状態が続いていた。 そんな戦乱の中で、伝令を通達するためにはやはり馬が多く使われた。
 この時、速い馬として天下に名を轟かせたのが「檄烏(げきう)」と飛ばれる馬だった。 モンゴル地方で生まれたらしく、がっしりとした体格でスタミナがあり、長距離を走るのに向いていた。 事実「一日千里を走る」と言われ、伝令などにうってつけで、その姿は飛ぶように走ると形容された。 そのため、檄烏を使って伝令を出す時には「檄を飛ばす」と言われた。

 これより、自分の主張・思想を人々に知らせることを 『檄(げき)を飛ばす』というようになったらしい。
 ちなみに「元気のない者に活や気合を入れる」などという意味はない。


民明書房刊『檄!帝國過激団』より
初版発行2005年07月15日


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